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ID : 14719
公開日 : 2010年 1月22日
タイトル
出雲土建が廃木材の買い取り開始
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新聞名
山陽中央
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=517506004
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元urltop:
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写真:
 
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土木・建設業の出雲土建(出雲市知井宮町)が、全国でも珍しいという廃木材の買い取りを21日、始めた。景気悪化に伴い、主力商品で住宅の床下や天井に敷設する調湿木炭「炭八」の原料確保が困難となり、 新たなコストが発生するものの、資源調達のため踏み切った。
 同社は柱や梱包(こんぽう)用の板材などの良質な廃木材を回収し、「炭八」の原料となる木質チップを製造。廃木材は産業廃棄物として引き取るため、これまでは解体業者などから1トン当たり7350円の処理費を徴収 していたが廃止し、同500円で買い取ることにした。
 「炭八」は床下用に加え、一戸建てやマンションの天井用を開発し、現在、65%を占める県外販売にけん引される形で売り上げを伸ばしている。
 しかし、ピーク時には年間6千トン近くあった廃木材の回収量は、約2千トンにまで減少。不況による新設住宅着工戸数の低迷で解体工事が減少していることに加え、経費削減のため、工場や運送業者で木製パレットな どの処分を控える動きが顕在化し、原料の供給不足に直面した。
 工場や店舗の大掃除で「入荷最盛期」の年末でさえ、搬入はほとんどなかったという。
 同社は、買い取りで倉庫に眠っている「在庫」を引き出すほか、高額な解体費が足かせとなり、放置されている古民家の解体材木の調達も進めたい考え。
 廃木材の不足は、バイオマス発電の燃料として利用され、産廃業者の間で争奪戦が繰り広げられていることも一因で、石飛裕司社長は「木材資源の安定確保と品質維持につなげたい」としている。
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