ID : 14698
公開日 : 2010年 1月19日
タイトル
不ぞろい木材で和風小屋 甲府 素朴な雰囲気に趣
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新聞名
山梨日々
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/01/19/11.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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曲がったり、細かったりして建築材としては規格外の木材や取り壊された民家の一部を使って、甲州市の大工雨宮国広さん(40)が建設を進めてきた小屋が完成した。
小屋は同市塩山福生里に建設。約1・8メートル四方で、高さは約2メートル。真っすぐな部分が少ない木材の場合、機械による加工がしにくいため、建築材は手作業で仕上げた。屋根の部分数カ所にねじを使ったほか
は、くぎなどは使っていない。
渡し船を待つ人が利用していた「船頭小屋」をイメージした造り。はりと柱に曲がった木をそのまま使用した。板の一部は取り壊された民家の床板を再利用。畳を敷き、いろりがある土間も造ったほか、屋根にスギの皮と
板を重ね、その上に石を載せた。
もともと雨宮さんの作業場に造ってあった小屋を、写真家の広瀬博さん(62)=同市塩山福生里=が気に入って自宅敷地への移築を依頼。広瀬さんは「素朴な雰囲気の小屋を多くの人に見てほしいと思い、移築を頼ん
だ。室内で家族とお茶を飲むなど楽しんでいる」と話している。雨宮さんは「どんな木でも生かすことが大切。今回の小屋のような建築法が広がれば、日本から捨てる木はなくなる」と話していた。
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