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ID : 14625
公開日 : 2010年 1月 4日
タイトル
<なるほどデータBOX>吉野杉、国産材で最高値
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新聞名
日経ネット
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news006930.html
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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奈良県の吉野杉といえば高級材の代名詞だ。主産地の川上村などは日本林業の発祥地ともいわれ、歴史は16世紀にさかのぼる。節が少なく水漏れがしにくいといった品質の良さから、江戸時代には酒だる作り に欠かせなかった。
 農林水産省の統計によると、一般的な製材に用いられるスギ中丸太の1立方メートル当たりの価格は2009年11月、全国平均で1万1000円。奈良県の平均は1万5700円で、都道府県別では全国トップ。さらに奈良県の 中でも吉野杉は別格だ。地元の関係者によれば、現在の取引価格は約2万5000円で、全国平均の2.3倍に達する。
 高級材としてのプレミアムを保っているとはいえ、景気低迷で吉野杉の販売は苦戦している。08年の出荷量は1万5204立方メートルと5年前より18%減った。値崩れも大きく、08年の平均単価は同31%下落した。住宅 着工戸数の落ち込みから住宅用建材の需要は減少が目立っており、木材も例外ではない。
 一方、投資会社、OGIホールディングス傘下の総合農林(東京・港)はここ数年で、奈良県十津川村の山林など甲子園球場の約3300個分に相当する山林を関西で取得。国産材を見直す動きが出始めた。
 中国など新興国で住宅建設が急増しており、木材の輸入量が減っているためだ。ただ、輸入材を代替しているのは宮崎県産など安価な木材だという。
 高級材の吉野杉は木目の美しさや強度の高さが評価される半面、需要拡大には価格を下げる必要がある。今後、「伐採後の運搬費用などコスト高が価格に反映されている側面もある」(吉野銘木製造販売の貝本博幸 社長)ため、林道整備などを進めて運搬コストを低減するといった競争力を高める工夫が課題といえそうだ。
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