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ID : 14580
公開日 : 2009年 1月 3日
タイトル
練習用バットで米に進出 南砺のメーカー
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20100103411.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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南砺市の木製バットメーカー「ロンウッド」は今年12月にも、竹と木材を組み合わせ て独自に開発したバットの米国販売に乗り出す。一般的な木製バットより安価で長持ちす るのが特徴で、練習用として大学、高校野球市場に展開する。大正期から続く同市福光地 域の伝統産業で、野球発祥の国に新たな需要を開拓していく。
 県工業技術センターによると、世界の木製バットの年間消費量約300万本のうち約2 00万本が北米地域で、大規模で安定した市場となっている。国内最大規模のバット生産 地である福光地域では、大手メーカーの下請け以外で、自社独自に米国市場に参入してい る例はないという。
 ロンウッドが販売するのは、芯(しん)に硬い木材「ヒッコリー」を入れ、その周囲に 木材加工後に残る端材(はざい)と竹を接着したバット。軽くて折れにくく、価格も天然 木でつくった製品の半分程度に抑えられる。
 米国では現在、バットの芯で球をとらえる練習に竹製バットが広く使われている。さら に大学、高校野球では来年以降、事故防止のため飛距離の出る金属バットの規制が厳しく なるため、同社では打撃練習用バットの需要が伸びると判断した。
 事業は県新世紀産業機構の「とやま新事業創造基金」の助成を受けている。小矢部市発 祥の大手スポーツ用品メーカー、ゴールドウイン(東京)の上木嘉明コーポレートアドバ イザーと、以前に同社で海外事業を担当し、現在は米国在住の高橋喜代志氏が協力してい る。バットのほか、男子プロゴルフの石川遼選手が使ったことで知られるゴルフ練習器具 も販売する。
 ロンウッドでは11月に池田真一企画部長らが渡米して市場調査を行った。今後は調査 結果を踏まえて製品を改良し、米国で特許を出願、販売ルートの確立を目指す。池田企画 部長は「地元でこれまで培ってきた技術を野球の本場に売り込んでいきたい」と意気込ん でいる。
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