ID　：　14445

公開日　：　2009年 12月17日

タイトル

木片を利用した緑化型ふとん籠工法

新聞名

森林研究所

元URL.

http://www.pref.saitama.jp/A06/BQ05/hitome/2004hitome/2004_20.pdf

写真:

PDFファイルです

木片を利用した緑化型ふとん籠工法について 製材所から排出する木片（産業廃棄物）および石材・土を簡易な土木工法 であるふとん籠の中詰材に活用し，安価で緑化が可能な新しい工法を開発し ました。流速の遅い小規模な河川であれば流れることはなく護岸の働きもあ ります。また木片の腐朽にともなう重量の減少は，そこに植栽したヤナギが 成長するに伴い，根の力で周囲の地盤を捉えることで補われることも分かり ました。ヤナギに限らず他の植物の成長やカモの生息も認められました。
また，木片ふとん籠の軽量性に着目して地上利用もできます。たとえば道 路擁壁の基礎地盤が雨水で流れる恐れのある場所に設置することが出来ます。
製材工場から余りとして出た木片流水中の木片ふとん籠の模式図 ヤナギ挿し木直後の試験設置例 従来の石材ふとん籠と木片ふとん軽量であるため河岸擁壁の基礎地盤に負担 籠の経済性比較をかけない。
（森林研究所森林機能担当TEL 048-581-1533)

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