ID : 14413
公開日 : 2009年 12月16日
タイトル
かつて路線敷設、下呂に木材運搬機関車
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20091215-OYT8T01169.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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下呂市小坂町に17日、森林鉄道の木材運搬用機関車=写真=が寄贈される。機関車は、愛知県尾張旭市の城山公園児童遊園に設置されているが、かつて森林鉄道が走っていた下呂市から譲渡希望があり、寄
贈が決まった。地元では「将来は森林鉄道を観光用に復活できたら」と夢を膨らませている。(小栗靖彦、野中敏夫)
下呂市と合併した旧小坂町は、1933~64年に、国有林から伐採された木材搬出のため、森林鉄道が5路線計50キロ敷設されるなど林業の町として栄えた。このため、同市は、まちおこしの一環として森林鉄道復元
事業を進め、全国各地の森林鉄道に関する情報や遺物を集めている。
同市に贈られる機関車は50年代に製造され、長野県木曽地方で活躍後、中津川市の重機販売業者に売却された。その後、尾張旭市の飲食店主が所有し、86年に同市に寄贈され、96年から城山公園に設置されてい
る。
木材運搬用機関車の大半は老朽化で解体され、原型を保っているものはわずか。同じタイプの機関車が旧小坂町で走っていたこともあり、今年3月、下呂市から譲渡の打診があった。
贈呈式は17日、城山公園で両市の関係者が出席して行われる。
尾張旭市都市整備課では、「場所は違うが、路線のあった土地に戻れる機会なので、快く送り出したい。下呂市で、多くの人に愛されてほしい」と話している。
機関車を譲り受ける飛騨小坂町観光協会長で、滝めぐり・まちづくり協議会の熊崎武久会長(57)は「念願の機関車の寄贈が決まり大変うれしい。ようやく夢の森林鉄道復元事業の第一歩を踏み出すことができる。当面、
ひめしゃがの湯の駐車場に展示して観光に生かしたい」と喜んでいる。
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