ID : 14384
公開日 : 2009年 12月11日
タイトル
大地震に耐える強度 県木連が木製シェルター
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091211/CK2009121102000019.html
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元urltop:
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写真:
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県木材協同組合連合会(津市、県木連)が開発を進めていた木製耐震シェルターが完成した。県産のヒノキやスギを使い、東海地震や東南海・南海地震などの大規模地震に耐えられる強度を確保。12日に四日
市市霞の東ソー四日市事業所内で行われる県総合防災訓練会場で初公開される。
シェルターは、間口と奥行き、高さともに約2・4メートルの箱形。土台や柱にヒノキ、壁や屋根材にスギを使い、中はシングルベッド2台が置ける広さがある。住宅1階の寝室などに据え置き、地震で家屋が倒壊してもシ
ェルター内にいれば助かる仕組みだ。
搬入から2~3日で設置でき、価格は施工費を含め39万8000円。住宅全体の補強工事となると180万円ほどの負担が必要になるため、森林・林業経営室は「比較的安価に耐震補強ができる。これまで二の足を踏ん
でいた家庭の新たな選択肢に」と期待する。
シェルターは住宅の耐震化を進め、県産材の需要拡大にもつなげようと、県が県木連にモデル開発を委託。学識経験者や専門家らによる検討会を設け、ことし5月から構造や工法、部材の規格化、水平や垂直方向の衝
撃、落下試験による強度、安全性の確認などを進めてきた。
県は今後、シェルターを施工する大工や工務店など建築業者の認証制度を創設。仕様や施工方法の講習を修了した業者を認証し、来年度から本格的に普及を図る。
県は本年度、高齢者や障害者世帯を対象に、市町がシェルターの設置費用を補助する場合、12万5000円を上限に半額を負担する制度を新設。しかし、前提となる市町側で補助制度があるのは津市だけで、同室は
、全市町に補助制度が広がるよう働き掛ける。
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