ID　：　14144

公開日　：　2009年 11月27日

タイトル

木材運搬機関車を寄贈

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20091127-OYT8T00011.htm

元urltop:

写真:

　

路線あった下呂市に尾張旭市 下呂市に寄贈されることが決まった木材運搬用機関車 　尾張旭市の城山公園児童遊園に設置されている木材運搬用機関車が１２月、かつて森林鉄道のあった岐阜県下呂市に寄贈されることになった。同市の巌立公園に屋根を設けて展示される予定で、１２月１７日に城山公 園で両市の関係者が出席し、贈呈式が行われる。（小栗靖彦） 　合併し、下呂市となった旧小坂町は、１９３３～１９６４年に、国有林から伐採された木材搬出のため、森林鉄道が５路線の計５０キロ敷設されるなど林業の町として栄えた。このため、同市では、まちおこしの一環として 森林鉄道復元事業を進め、全国各地の森林鉄道に関する情報や遺物を集めている。
　同市に贈られる機関車は１９５０年代に製造され、長野県木曽地方で活躍後、岐阜県中津川市の重機販売業者に売却された。その後、尾張旭市の飲食店主が所有し、８６年に同市に寄贈され、９６年から城山公園に設置 されている。
　木材運搬用機関車の大半は老朽化で解体され、原型を保っているものはわずか。同タイプの機関車が旧小坂町で走っていたこともあり、今年３月、下呂市から譲渡の打診があった。
　尾張旭市都市整備課では、「場所は違うが、路線のあった土地に戻れる機会なので、快く送り出したい。下呂市で、多くの人に愛されてほしい」と話している。

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