ID　：　14110

公開日　：　2009年 11月25日

タイトル

バイオマス製造施設、25日から本格稼働　飯豊で竣工式、木質ペレットなど生産

新聞名

山形新聞

元URL.

http://yamagata-np.jp/news/200911/24/kj_2009112400431.php

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飯豊町が中津川地区内（同町宇津沢）に整備を進めていたバイオマス製造施設の竣工（しゅんこう）式が24日、現地で行われた。地元の木材を原料に、主にペレットストーブの燃料になる木質ペレットと菌床用の おが粉を生産する。
　町がことし5月に着工し、10月に完成した。これまで試験運行を行い、25日から本格稼働する。敷地面積は7790平方メートルで、製作工場棟、管理棟、製品保管庫、チップストックヤード棟などがある。総事業費は3億45 00万円。
　運営は指定管理者の中津川バイオマス（鈴木良則社長）が行う。原料は中津川財産区が所有する森林約1万ヘクタールの木材で、年間10～15ヘクタールずつ皆伐、粉砕しペレット400トン、おが粉4千立方メートルの生 産を目指す。ペレットは町内の燃料店で1キロ50円で販売するほか、消費者から直接注文を受け付ける。おが粉は県内外の菌床製造会社に出荷する。
　神事、テープカットに続き行われた式には約30人が出席。後藤幸平町長が「環境保全、産業振興などの活力を生み出し、持続可能な地域社会の実現に道を開くことを期待している」とあいさつ。鈴木社長が「地域振興の ため一丸となって頑張りたい」と決意を述べた。その後、出席者が施設を見学した。

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