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ID : 13944
公開日 : 2009年 11月10日
タイトル
ふるさとの逸品:小田原漆器(神奈川県) 木目生かし素朴な味
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/housing/news/20091108ddm013100169000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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箱根一帯は昔から木材が豊富。おのずと木工の技術が育った。木材は、ろくろを回して刃物で加工する「木地挽(び)き」という技法によって器となり、漆が塗られた。起源は室町時代中期にさかのぼる。
 北条氏の時代に、他産地から漆職人が招かれ、漆塗りの技術力がアップした。江戸期には東海道・箱根の関所周辺や小田原宿、箱根の温泉などで売られ、広まった。昭和初期は木地挽き職人約300人、漆職人約100人 とにぎわった。現在は、どちらの職人も10人ほどと少なくなったが、伝統の技術をしっかり受け継いでいる。
 材料は主に国産ケヤキ。かつては地元産を使っていたが、いまは箱根が国立公園のため調達できず、東北などのケヤキを使う。
 製法は、目的の大きさに切り出した木材を十分に乾燥させる。その後、機械のろくろを使って粗挽きして、形を整え、再度1~3カ月間しっかり乾燥させる。そりが出たり割れたりしないように注意を払う。道具の刃物は、 職人自身が鍛冶(かじ)仕事もしてそろえる。この刃物作りを含めて一人前になるには最低でも10年はかかるという。
 特徴は、木の肌が透き通って見えるように漆を塗る「摺(す)り漆塗り」などの技法だ。自然な木目を生かして素朴な味わいになる。
 製品は、盆、汁わん、茶びつ、皿など日用品が多い。茶びつは直径33センチで約6万円、汁わん約3000円から。薄めのお盆は直径約30センチで7000円程度だ。伝統小田原漆器協同組合の大川肇専務理事は「特に 若い人になじみがないので使ってもらいたい。そして、木の良さを実感してほしい」。
 注文は同協同組合(電話0465・32・5252、ファクス32・5253)
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