ID　：　13929

公開日　：　2009年 11月　6日

タイトル

木工芸の実演に驚嘆

新聞名

朝日新聞

元URL.

http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000911070002

元urltop:

写真:

　

美の創造　日本伝統工芸展岡山展／岡山展前に入選者が児童指導 　優れた工芸作品を展示する「第５６回日本伝統工芸展岡山展」（県立美術館、県教委、朝日新聞社、ＮＨＫ岡山放送局、日本工芸会主催）が１９日から岡山市北区天神町の県立美術館で始まるのを前に、木竹工部門の入 選者らが６日、小学校で児童らに木工の制作を指導した。
　同美術館が主催する小学校出張講座。新見市の川野正毅さん（６８）と津山市の小椋芳之さん（６２）、笠岡市の大島猛さん（５７）が岡山市東区才崎の角山小を訪れ、５、６年生１８人が参加した。
　３人は、納得できる作品にするためには小指大ほどのカンナなど作品に合った道具を自ら作るこだわりや、乾燥で変形する木の性質の理解と、正確な技術の大切さなどを語り、児童らは真剣な表情で耳を傾けていた 。また、ろくろを回しながらわんを作ったり、のみで鉢を彫り出したりする実演を披露。力強いながらも、何度も調整を重ねる繊細な技に、児童らは「すごい」とため息を漏らしていた。
　児童らはやすりとカンナを使って木製のコースター作りにも挑んだが、思うようにいかず首をひねっていた。５年の豊田莉乃さんは「ろくろを使ってコースターを磨いたら、あっという間につるつるにきれいになって驚い た」と話していた。

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