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ID : 13909
公開日 : 2009年 11月 6日
タイトル
ふくおか酒街道 秋の風物詩「柿渋塗り」
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20091105-OYT8T01280.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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蔵の中から、木製の台や尺(しゃく)、麹(こうじ)米の箱など酒造りの道具が次々と表に運び出された。
 筑後川沿いにある大川市の老舗酒造会社。小さなバケツを手にした蔵人たちが、どんよりした赤褐色の液をはけで塗っている。鼻を突く強烈なにおいが広がった。
 その正体は「柿渋(かきしぶ)」。読んで字のごとく、渋柿の実をつぶして取れた汁液だ。タンニンを多く含み、木材に塗ると抗菌や防腐、撥水(はっすい)などに抜群の効果があるという。
 蔵では毎年秋にこの柿渋塗りを行い、冬の酒造りに備える。秋の風物詩とも言える作業で、杜氏(とうじ)の今村友香さん(32)は「この香りが蔵に漂うと、いよいよ酒造りが始まるって気持ちになるんです」と話す。
 柿渋は重ね塗りし、2日間ほど天日干しにする。塗るのは道具だけではない。蔵のはりや内壁などあらゆる場所が対象になる。濃い茶色の光沢が、何とも言えぬ趣を醸し出す。柿渋塗りは古くから伝わる工程で、今も多 くの蔵が社員総出で作業に励む。
 この酒蔵で使う木道具は実にユニーク。蒸し米の台には丸い穴がいくつもある。通気を良くして米の温度を下げるためだ。タンクに上る階段は、横から見ると踏み台がZ字形。2人並んで重い米を持ってもバランスを崩 さぬよう、足場を支えやすくしたという。
 「あそこの家の大工さんがすぐに作ってくれるんですよ」。今村さんが隣家を指さした。まさに地の利。地元・大川の家具職人たちは酒造りにも一役買っていた。
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