ID : 146
公開日 : 2006年 1月20日
タイトル
木おけ仕込みで香り豊か 伊賀の大田酒造で昨季復活
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060122/lcl_____mie_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
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酒どころ・伊賀市上之庄の大田酒造で二十一日、昔ながらの木おけを用いた日本酒の仕込みがあった。一般的な金属製タンクに比べ、木おけは表面の無数の穴にいる微生物が発酵に好影響を与え、香り豊かに
仕上がるという。
木おけは、温度管理の難しさなどから金属タンクにとって代わられた。同蔵元でも一九六三(昭和三十八)年以降、使わなくなったが、他製品との差別化を図るなどの理由から昨季、約四十年ぶりに“復活”。「珍しい」と
東京や大阪からも注文が相次いだ。
今季は好評だった昨季の一・六倍の約五百四十リットルを生産する予定で、二回に分けて仕込み、初回は十二月上旬に終えた。
一回の仕込み作業には三日間を費やす。初日に米こうじ、酵母、水、酒米を木おけの中で混ぜてもろみをつくり、翌日以降、さらに少しずつ酒米を加えて熟成を促す。
この日は最終日で、蒸した酒米を木おけのもろみに加え、杜氏(とうじ)らが、かいでかき回した。仕込んだ酒は、水温が一〇度前後になるよう管理して一カ月半、発酵させてから搾る。 (森本 智之)
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