ID　：　13779

公開日　：　2009年 10月30日

タイトル

「破損パレット再利用を」　　東京の卸売業者　呼びか

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20091028-OYT8T01396.htm

元urltop:

写真:

　

東京都中央卸売市場の北足立市場で青果物卸売業を営む「東京千住青果」（武井喜一社長）が、破損した木製パレットを木工材料などの資源として再利用してくれる人を探している。無料で提供するという。
　足立区入谷にある同市場には、年間約２０万トンの野菜や果物が国内外から運び込まれる。パレットはフォークリフトでの積み下ろし作業に欠かせないが、木製のものは壊れやすいものも多い。同市場でも、毎月約１５ト ンの木製パレットが廃棄処分されている。
　市場内に本社を置く同社では、大量に出る破損パレットについて、「再利用したい人にとっては重要な資源。いろんな活用方法があるのではないか。無料で提供できれば、廃棄コストの削減にもつながる」（冨樫活博・執 行役員野菜第一部長）と考え、引き取り手を探すことにした。
　パレットのサイズは、１辺が１２０～１５０センチ、重さは１５～２０キロ。市場まで引き取りに来てくれる人に提供する。問い合わせは、同社総務部（０３・３８５７・７００４）まで。

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