ID : 13760
公開日 : 2009年 10月29日
タイトル
バットに託す「夢と希望」/但馬
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000910280002
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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山あいにある香美町小代区で育ったアオダモの木で、大リーグで活躍するイチロー選手や松井秀喜選手ら愛用のバットを手がける名人・久保田五十一さんがバットをつくった。同地区でアオダモの植樹活動をし
ている小代林業研究グループが「子どもたちに山の貴重な資源を知ってもらいたい」と依頼。完成した5本が町に寄贈された。
同グループは84年結成。林業関係者ら9人がメンバーで、植樹などを通じて山を守る活動を続けている。地元の少年野球チームが県大会に出場するなど活躍したことから、05年からバットに加工されるアオダモの植
樹活動を開始。自生する木から種子を採取して苗に育て、子どもたちも協力して地区内2カ所の計約2ヘクタールに、これまで約3500本を植樹してきた。
植樹したアオダモがバットの原木になるまで50~60年かかるが、今回は自生のアオダモの一部を切り出し、ミズノテクニクス社(岐阜県)の久保田さんに製造を依頼。送った17本の原木のうち、品質が条件を満たした5
本がバットになった。
香美町は本庁舎ロビーに3本、町教委小代分室に2本のバットを展示。いずれは巡回展示などに活用する。グループの井上孝会長(78)は「地元の木で世界に通用するバットができる。地域の子どもたちに山を大切に
する気持ちが芽生え、一流のバットを間近に見て大きな夢を持つきっかけにしてもらいたい」と期待している。
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