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栗東の組合と商工会が協定
新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009101700059&genre=H1&area=S10
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元urltop:
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写真:
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滋賀県栗東市の金勝生産森林組合と商工会は19日、企業が森林整備の資金を支援する「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を結ぶ。協定は県内5例目だが、地元の中小企業から小口で出資金を募るのは初めて
で、全国的にも珍しいという。
■人工林63ヘクタールで間伐、CO2吸収証書も発行
栗東市では面積の約43%を占める森林が、関係者の高齢化や整備費不足で手入れが不十分なため、森林組合と商工会が「地元の山を守り、地球温暖化対策にも役立てば」と連携し、対策に乗り出すことにした。
協定では、商工会の会員約1300人に協賛金(1口あたり年1万円)の出資を呼びかけ、県の補助金などと合わせ、森林組合所有のヒノキとスギの人工林計約63ヘクタールで間伐や枝打ちなどを行う。
出資者には森林整備による二酸化炭素(CO2)吸収量を出資額に応じて算出し、「吸収証書」を発行する。協定の期限は当面5年間。
また、市の名前にちなんだクリを植林し、間伐材利用の木工品とともに特産品とする計画も検討している。森林組合の宮城定右衛門組合長(71)は「資金が集まれば森林を計画的に手入れできる。山を地域で守るシス
テムとして広まれば」と話す。19日には協定の締結式を大津市の県公館で行う。出資の問い合わせは栗東市商工会TEL077(552)0661。
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