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ID : 13604
公開日 : 2009年 10月16日
タイトル
明るい 安らぐ いい香り  木の校舎 上々 
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20091016-OYT8T01282.htm
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元urltop:
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写真:
 
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ときがわ町 小中5校を一新  かつて林業で栄えたときがわ町で、小中学校の校舎や体育館を地元産木材で改修する「木の学校づくり」が進んでいる。子どもたちに木のぬくもりを伝え、木材需要の拡大を狙った対策。8月下旬に町内の小中学校5校 の校舎がすべて、木材をふんだんに使った「木の学校」に装いを一新した。ほかの自治体でも改修事例が増え、ログハウス風の木造園舎の幼稚園も現れている。「香りがいい」「室内が明るくなった」と、子どもにも親にも 好評のようだ。(水野祥) 町産の木材をふんだんに使った校舎内(ときがわ町立都幾川中学校で)  町立都幾川中学校の生徒200人は、夏休みが終わるのを心待ちにしていたかもしれない。それまでコンクリートだった廊下の壁、床一面に、町産のヒノキとスギ約500本が使われ、校舎は一変していた。「木のにおい で落ち着くし、床が硬くなくて歩きやすい」と3年生の長内美沙都さん(15)。教室の中は明るく、ヒノキの心地良い香りがほのかに漂う。
 町域約60平方キロ・メートルの約7割を森林が占めるときがわ町。40年ほど前までは木工業でにぎわったが、今は木材需要の落ち込みで、山の手入れをあきらめる地主も現れているという。
 そこで、地域の財産である木材を改修校舎内部に使う事業が、旧玉川村時代の2000年度から始まった。
 ぜいたくな感もあるが、「校舎内の木質化に耐震補強などを加えても、建て替えた場合の約2割の費用で済む」と町。都幾川中の改修事業費は約2億円だ。
 木が醸し出す明るさや、リラックス効果に加え、保温効果もある。室内の湿気が適度に保たれるため梅雨時の結露が減少し、生徒らの転倒防止にもつながる、と期待されている。町は現在、埼玉大や東洋大などに、校 内の温度や湿度の変化、生徒たちの心理面に及ぼす効果などの調査を依頼。今後、科学的データをセットにして、ときがわ町発の「木の学校づくり」プランを町外にPRしたい考えだ。
   ■廊下でハイハイ ログハウス園舎  給食後の昼休み。赤茶色の廊下で、園児たちの「ハイハイ競走」が始まった。
U字形のログハウス園舎。伝統工法にこだわり、くぎも出来る限り使わなかったという(しらさぎ幼稚園で)  さいたま市緑区の「しらさぎ幼稚園」(園児数269人)が、長野県産のカラマツ材を随所に使ったログハウスに建て替えられたのは、昨年2月。山登りが趣味の厚沢浩園長(48)が「山小屋のような温かみのある園に」と 、5年にわたって、緑の芝生をU字形にぐるりと囲む「ログハウス園舎」の構想を設計士らと練った。
 園内に一歩足を踏み入れると、床や壁、天井はもちろん、ゲタ箱、テーブル、イス、トイレに至るまで、あらゆる場所に木目と甘い香りが満ちている。新しい園舎にしてから、床で気持ちよさそうに寝そべる園児の姿が 目に付くようになったという。
 年長の右田彩ちゃん(6)は「木のいいにおいがして、つるつるしてて」とにこにこ顔だ。3歳の長男の入園先を探して見学に訪れた見沼区の主婦関亜樹さん(34)は、「自宅からは遠いが、木のぬくもりで心が安まるし、 大人でも開放的な気持ちになる」と話していた。(野口恵里花)    ■飯能、川島、皆野などでも  県によると、2007~08年度に校舎の「木質化」事業を行った自治体は、県内で少なくとも7市町(6小学校、1中学校)ある。
 飯能市では7~8年ほど前から、市内の材木業者から地元産のスギなどを購入し、小中学校の改修などに利用。今年9月には、市立名栗小の改築で、鉄筋コンクリート造りの校舎を解体し、全体の3分の1(約600平方 メートル)を木造に建て替えた。川島、皆野両町でも、県産の木材を使って同様の改修を行っている。
 県財務課は、「校舎の耐震化が最優先事項だが、エコの機運も高まっている。木質化の評判はよく、老朽化の修復などに合わせ、今後も増えていく可能性がある」としている。
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