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ID : 13425
公開日 : 2009年 10月 4日
タイトル
燃料代抑えるボイラー 須坂の男性、温風機も開発
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_130919
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元urltop:
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写真:
 
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 須坂市米持の自営業成田憲治さん(69)が、木材チップやおがくずなどを一緒に燃やせるボイラーと温風機を開発し、特許を出願した。不定形の燃料を混ぜて使えるのが特長。重油を使う従来のボイラーや 、木質ペレットを燃やす既存のバイオマスボイラーに比べ、燃料代を低く抑えられるという。今後、実証試験で性能をテストし、来年をめどに商品化したい考えだ。
 ボイラーは幅2・7メートル、奥行き1・1メートル、高さ1・9メートルで、1時間当たりの発熱量は12万キロカロリー。事業所の暖房や入浴施設の給湯などの用途を見込む。温風機はビニールハウス内の暖房などに使え るという。
 燃やせるのは、10立方センチ以下の木材チップと、おがくず、もみ殻など。ドラムの中に燃料を入れて、電動でゆっくりと回転させてかき混ぜ、燃焼炉に送り込む。通常のボイラーでは不定形の燃料を使うと内部で詰ま るなどのトラブルが起きやすいといい、一定量の燃料を安定的に燃焼炉に送れるよう、ドラムの構造などを工夫した。
 成田さんは、知人が木材チップの処理に困っていたのをきっかけに7年ほど前、ボイラー開発に着手した。成田さんは「重油やペレットと比べ、燃料代を3分の1から半額程度に抑えられるのではないか」とみており、性 能を確認した上で、事業所などに導入を提案していく方針だ。
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