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ID : 13412
公開日 : 2009年 9月30日
タイトル
江戸の職人技守れ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20091001-OYT8T00108.htm
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元urltop:
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写真:
 
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指物(さしもの)、寄席文字、木版画彫(ほり)、そして鍛金。江戸時代から伝わる職人の技を未来に手渡す「荒川の匠(たくみ)育成事業」が1日、始まる。荒川区教育委員会が後継者不足に悩む区内の職人と連携して 弟子を募り、補助金を出すなどしてサポートする。作品コンクールも実施し、若い「職人候補」を後押ししていく考えだ。(中村隆)  同区教委は約30年前から「あらかわの伝統技術展」を開き、技術や作品を紹介してきた。近年、職人から「後継者が見つからない」と窮状を聞くようになり、支援策を検討。区内の職人約60人から意見を聞き、最長6年 程度で弟子育成を支援することを決めた。
 今回、制度を利用するのは4人。そのうち、飾り棚などの木製家具である指物を40年以上、作り続ける同区荒川の渡辺光さん(59)は高校卒業後から本格的に父・禀三さんに師事し、腕を磨いた。カンナで板を滑らか にする「削り」や、クギを使わずに板を組み合わせるハの字形の凹凸作りの技術などを、どなられながら見よう見まねで身につけた。
 最高のほめ言葉は「まあ、いいだろう」。1993年に禀三さんが亡くなる直前、入院先の病院で自信作のマガジンラックを見せた時、初めて首を縦に振ってくれたことで、ようやく「認められた」と感じたという。
 渡辺さんは、これまで6人の弟子を受け入れてきたがいずれも独立できなかった。7月まで約9か月間、修業を続けた20歳代の男性も、経済的な苦しさなどを理由に去った。今年で還暦を迎え、じっくり弟子を育てる時 間が少ないという危機感から、区教委の制度の利用に踏み切ったという。
 渡辺さんのほか、芸人や演題を書く「寄席文字」などの中村泰士さん(57)、浮世絵などの版木を彫る「木版画彫」の関岡裕介さん(52)、金属板を金づちで打って茶器などを作る「鍛金」の長澤利久さん(41)が同制度 で弟子を募る。
 募集期間は1~31日。対象はおおむね30歳までの男女で、居住地は問わない。1人ずつ新弟子を決め、まず2010年1~3月に見習いとして職人世界の厳しさや喜びを体験し、更に3~6年かけて本格的な修業を積む 。修業を終えた後は区教委のコンクールに作品を出品できる。
 問い合わせは荒川ふるさと文化館((電)3807・9234)へ。
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