ID : 13324
公開日 : 2009年 9月23日
タイトル
スギ立木価格 1980年の10分の1に下落
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0924&f=business_0924_004.shtml
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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世界同時不況の影響を受け、住宅着工戸数が激減した影響を受け、ヒノキなどの利用材積(山元立木価格、規格品か末口径20センチから22センチ、長さ3.65メートルから4メートル程度の並木丸太で、最寄の
木材市場渡しの素材価格から伐木・造材、運搬費用など生産経費を差し引いた利用材積1立方メートルあたりの価格)は今年3月末価格でスギが2548円、ヒノキ7850円、マツ1466円と、前年に比べ-19.5%、-16.8%
、-10.5%といずれも2桁の大幅下落となっていた。
この結果、スギ立木価格(2548円)は過去最高値(1980年、2万2707円)の11.2%と、10分の1に価格が下がっていた。この価格は1952年(昭和27年、2573円)に相当する。
また、ヒノキ立木価格(7850円)も1980年(4万2947円)に比べ、18.3%と5分の1にまで下落。1960年(昭和35年、7996円)頃にまで値を下げた。
調査を行った財団法人日本不動産研究所研究部では「住宅着工戸数の激減による需要の減少に加え、ヒノキについては(住宅への無垢材指向が根強いものの)経済性から外材集成材を利用する傾向になっており、ヒ
ノキの需要を一層減らしている」としている。
また、スギについては「小径木需要や合板用需要などにより素材価格が下支えされてきたが、需要の急冷により素材価格が底割れ状態になり、高齢級の素材価値が評価されない市場環境になったことがスギ立木価
格の下落を招いている」と分析しており、林業経営の厳しさを浮き彫りにしていた。
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