ID : 13313
公開日 : 2009年 9月24日
タイトル
NCN、SE構法専用のホームページ「SE構法.com」を開設
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=231725&lindID=6
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元urltop:
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写真:
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NCN、SE構法の技術・システムを公開!
SE構法専用HP、「SE構法.com」を新たに開設
長期優良住宅時代の標準工法を目指し、独立した専門サイトとして情報を発信
資金計画から住み替えまでの各工程に沿ってSE構法の役割や機能、特徴を解説
全棟構造計算書付きのSE構法を独立系住宅ビルダー、工務店による全国の登録施工店を通じて供給している株式会社エヌ・シー・エヌ(以下NCN)は、本日9月24日にSE構法のホームページ「SE構法.com」( htt
p://www.se-structure.com)を新たに開設することになりましたので、お知らせします。
「SE構法.com」は、長期優良住宅時代の標準的な住宅工法を目指し、これまでNCNのホームページで公開されていたSE構法のコンテンツを抜き出して内容を充実、再編集して専門の情報サイトとして独立させたも
のです。資金計画から住み替えまでの各工程に沿ってSE構法の役割や機能、特徴を解説した内容になっており、SE構法による木造住宅の作り手である登録施工店が営業活動で活用する営業・コンサルティングツール
として、また、施主、工務店や住宅ビルダーのSE構法に対する理解、認識を深めるためのオンラインのガイドブックとして利用することができます。
いままでは、SE構法の特徴を構造計算、SE金物、集成材による構造材、また、大空間、大開口による空間デザインといった部分的なクローズアップして解説していました。
実際にSE構法を解説するにあたっては、確かに構造の強度と構造の強度がもたらす空間を表現することは重要なポイントです。その一方で、実際にSE構法を建設した施主にとっては、計画から竣工、そしてメンテナ
ンスまでをシステム化され徹底した管理をしている点が、SE構法への信頼と安心を理解していただくもっとも大きなポイントとなっているのも事実です。
そこで、今回新設するホームページ「SE構法.com」では、施主が木造住宅を取得、購入する一般的な工程毎に、施主、工務店・住宅ビルダーのそれぞれに必要な情報を提供することを最大の特徴とし、SE構法の技
術・品質管理体制を各工程ごとにSE構法の解説を行っています。
これは通常、住宅メーカーが用意した既成のモデルプランからの選択、あるいは若干のカスタマイズを加えるところからスタートするのと異なり、SE構法では、資金計画、木造住宅のイメージを自由にゼロからまとめ
上げ、納得したイメージから起こした図面どおりに木造住宅が実現できることを意味し、さらには、メンテナンスまでもSE構法は視野にいれている構法であることを理解していただくよう構成しています。
例えば、「資金計画」の工程では、耐震等級を「2」にすると「フラット35S」、「3」にすると「フラット35S」20年金利引下げタイプの適用が受けられる、さらに「2以上」であれば長期優良住宅の基準を満たすことがわか
るようになっています。SE構法では、要望に応じて耐震等級を設定できますので、施主は、有利な資金計画を組み立てることができます。
また、施主にとって最も重要なポイントは建てたい家のイメージと保証。「建てたい家のイメージをまとめる」の工程では、快適な暮らしに向いた広いリビング、吹き抜けのあるリビング、オープンキッチン、ウォークイ
ンクローゼット、スペースを有効活用できるビルトインガレージ、スキップフロア、小屋浦収納、勾配天井などSE構法だから可能なプランニングを用意しており、施主は、思い切りイメージを膨らませることができます。
まとめられた木造住宅のイメージは、「プランの検討」の工程に移り、登録施工店とともに詳細を詰め、プレゼンCADで作成されたパースでプランの検討に入ります。プランが決定すると「確認申請提出」の工程に移り、
伏図や基礎伏図などを作成して確認申請を行なうことになります。プレゼンCADを使用しているためプラン決定後1ヶ月間(変更期間1週間を含む)という短期間で行なうことができます。さらに、構造
図、プレカット加工図のデータはそのままプレカット工場にオンラインで送られ、プレカット工場で加工された建材が現場に手配されますので、施主がゼロからイメージした住宅が実際に建築できるという仕組みです。
そして保証。住宅躯体の瑕疵保証などを内容とするSE構法独自の無償の「SE構法住宅性能保証」です。登録施工店との「請負契約の締結」後の「確認申請提出」の工程で取り交わさせるものであり、施主としては大き
な安心を得ることになります。こうした工程を、計画からメンテナンスまで18の工程に分け、各工程でSE構法が果たす重要、かつ、特徴的な役割が示されています。
さらに、SE構法登録施工店522社(2009年3月末時点)に対して、個別に専用パスワードとIDを配布し、ログインすることで、各工程での必要書類や、SE構法の計画、設計、施工等の技術面や注意点を公開していま
す。これにより、いままで以上のSE構法登録施工店へのきめ細かいサービスの向上を目的としています。
長期優良住宅普及促進法が施行され、資産価値の高い住宅作りの素地ができました。資産価値の高い住宅は、お仕着せでなく、施主自身がゼロからイメージし、住み継ぐことを含め、長期間にわたって快適に住まうこと
ができる住宅です。SE構法が資産価値の高い住宅に最も適した工法であることを「SE構法.com」を通じて強力にアピールしていきます。
以上
<「SE構法.com」の概要>
□公開日:2009年9月24日(木曜日)
□コンテンツ
・資金計画
・建てたい家のイメージをまとめる
・建設会社を探す
・敷地調査(地盤調査)
・建設会社への見積り依頼
・プラン検討
・建設会社の絞込み
・請負契約の締結
・確認申請提出
・解体工事
・着工
・基礎工事
・上棟(構造躯体工事)
・内装工事
・竣工
・引渡し
・アフターメンテ
・リフォーム工事・住み替え
□URL:http://www.se-structure.com
□対象:施主、工務店、住宅デベロッパー、登録施工店(ID、パスワード付き)
□「SE構法.com」サイトデザイン:http://www.se-structure.com
■SE構法について
SE構法とは、コンピュータ制御による高精度プレカットによって作られた集成材を軸組部分に採用し、接合部にNCN独自開発によるSE金物を使用することによって、圧倒的な構造強度を実現、大空間や大開口を可
能にした住宅構法で、国土交通大臣の一般認定を取得しています。また、CADと連動した立体応力解析を物件ごとに行うことで、「勘」に頼らない、具体的な構造計算のデータを基にした安全性を確保できるため、真に安
心して建てることのできる住宅として注目されています。また、施工する工務店も、NCNが開催する講習を受け試験に合格し登録施工店の資格を取得する必要があります。現在522社(2009年3月現在)が「SE構法登
録施工店」として活躍しています。
創業以来、全棟構造計算・全棟性能保証を実施し、延8,647棟(2009年3月末実績)の構造計算を行ってまいりました。
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