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ID : 13291
公開日 : 2009年 9月18日
タイトル
【業界動向】総合商社:~伊藤忠商事~
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新聞名
海外総合
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元URL.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000003-nna-int
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元urltop:
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写真:
 
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 伊藤忠商事は1956年にシンガポールに進出して以来、アジアでのトレーディングを事業の中心に据えてきた。伊藤忠シンガポール会社に加え、昨年度からアジアブロックの総支配人席をシンガポールに置いて いる。事業内容と中長期的な動向について砂山豊宏経営企画部長に話を聞いた。
 ――貴社の業務内容について教えてください。
   「シンガポール会社の大きな特徴はトレード中心のポートフォリオだということ。シンガポールは世界のトレードハブとしてのインフラがあり、当社も最大限これを利用し世界を相手にトレードビジネスを拡大している。シ ンガポールは中国とインドが出会う場所、といわれる通り、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国のみならず、中国やインドとのビジネスも積極的に取り組んでいる。また、優秀な人材が豊富なシンガポールでは部長の半数 に現地人を配置している。多様な人材の登用は当社が注力しているところでもある。
   昨年度からは、アジアブロックを統括する総支配人席をシンガポールに設けた。当社のアジアブロックはASEAN諸国に南西アジア(インド、バングラ、スリランカ)と台湾を加えた13カ国で、5現法2支店7事務所からなり 、社員は総勢834名になる」    ――貴社にとってASEANと周辺各国の位置づけは。
   「当社は、海外への積極的な展開による収益拡大を重要な戦略の1つに掲げており、アジアを重点地域の1つと位置づけている。ASEAN地域は、域内における関税撤廃による共同体化が進んでいるだけでなく、中国と の自由貿易協定(FTA)締結完了、インドとのFTA締結間近と積極的に貿易推進を図っており、市場としての重要度はますます大きくなっている。また、インドと中国という巨大市場と密接にリンクしているという優位性も持 っている。両市場とも積極的に事業を展開していくことも重要だ。中でもインドは巨大新興国市場として、重点的に取り組んでいかなければならない地域と考えている。シンガポールについては現状トレード中心のビジネ スにはなっているが、日系各社のほか、政府系投資会社テマセク・ホールディングなどの現地企業とのコラボレーションで投資にも力を入れていきたい」    ――注力している分野、事業は。
   「化学品・合成樹脂、生活資材、食料の3分野だ。『生活資材』は、紙、パルプ、生理用品原料、木材、セメントと多岐にわたる商品群を世界的に展開。『食料』ではパームを中心とした油脂に注目し、事業を展開する。『化 学品・合成樹脂』は、世界的なネットワークと培われてきたノウハウによって世界的にトレードビジネスを展開しており、今後もさらに量的にも質的にも積極的に拡大していく」    ――注目している地域・国は。
   「前述のインドのほかでいえば、インドネシア。2億3,000万人の人口を持つ巨大市場であり、石油や木材などの資源策源地として商機のある地域だ。ユドヨノ大統領の当選により政治的安定感が増してきたことも大きい 。また、ベトナムやバングラデシュも新興市場として注目している」    ――最近の業況と今後の課題は何ですか。
   「日米欧の市場が先行き不透明な中、商流が一気に回復するとは考えにくい。アジア全体の景況も当面は厳しい。昨年のリーマン・ショック以降に落ち込んだ収益力をいかに早く回復させるかが当面の課題ではあるが、 内需によってプラスの成長率を維持しているインド、インドネシア、中国とのビジネスチャンスを強く意識して新しいビジネスモデルを構築する。また、経営の柱を増やすということで、情報技術(IT)分野など新しい分野 にも積極的にチャレンジしていく」
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中川木材産業のビジネスPRその12   当社設計・施工のカーポートデッキの事例 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

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