ID : 1458
公開日 : 2006年 8月 6日
タイトル
知事と首長との個別対話 産業振興策で意見交換
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws1728
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元urltop:
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写真:
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増田寛也県知事と気仙二市一町の首長による個別対話が七日午後、大船渡市猪川町の大船渡地区合同庁舎で開かれた。産業振興に関する重点施策をテーマに意見交換を行い、増田知事は各市町が示した企
業誘致などの支援要請に理解を示しながら、市町や関係団体、住民とともに取り組む姿勢を見せた。
知事が個別に市町長と重要課題や広域的な課題などについて率直な意見交換を行おうと開催したもので、個別対話は今年度二巡目。この日は気仙三市町長と釜石市、大槌町の両首長を対象に行われた。
気仙からは甘竹勝郎大船渡、中里長門陸前高田、多田欣一住田の各首長、県議が出席し、県本庁、振興局職員も同席。二十五分ずつの時間が設けられ、具体的な意見交換は報道陣に非公開の形で行われた。
大船渡地方振興局などによると、前半は市町長側が産業振興に関する最重要課題と県に対する支援要請の内容を説明。その後、県側が示した「産業振興のために地域と共に取り組みたい事項」をふまえ、知事と各首
長が産業振興に向けた施策について意見を交わした。
大船渡市は最重要課題に▽港湾機能の整備・拡充とその利活用による産業振興・雇用拡大▽大船渡魚市場を核とした水産物産地流通の拠点化と水産業振興▽産業間連携による地場産業の強化と新産業創出―を挙げ
た。野々田ふ頭、大船渡魚市場に関連する整備に加え、現在整備が進む赤崎町の永浜・山口地区港湾背後地の企業誘致、食品産業への支援なども話題に上がった。
陸前高田市は▽高田型農業の確立▽広田湾水産物のブランド力向上▽企業誘致の推進―を最重要課題とした。意見交換では、企業誘致に関して農林水産分野の相乗効果を狙った形での取り組みや、大船渡港整備を
ふまえてストックヤードとして生かす形などが話題に。メカブをはじめ養殖海産物における漁業者、加工業者の連携などについても意見が交わされた。
住田町では▽地域林業システムの充実による木材高次加工品生産・販売の強化と林業生産者の所得向上▽企業誘致の推進▽米、野菜の有機栽培など、環境に配慮した循環型農業の推進―などを挙げた。知事は国産
材の需要拡大に向けた林業分野への取り組みに期待を示したほか、多田町長は「小さいなりに手をかける」農業への支援などを求めた。
意見交換では三市町に共通して、漁業だけでなく農業分野でも生産物の付加価値を高める取り組み、企業誘致などに力を入れることなどで一致。大船渡、陸前高田両市長との議論では、漁業権切り替えに伴う“空き漁
場”への対応なども話題に上がった
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