ID　：　13189

公開日　：　2009年 9月11日

タイトル

出荷・落札者に現金還元　日田中央木材市場

新聞名

大分合同

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http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125263120996.html

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日田市友田の日田中央木材市場（十時和之社長）は来年、創立５０周年を迎える。ことし９月から１年間、市場の出荷者、落札者らに現金を還元する「創立５０周年記念林業支援事業」を行う。市場は「林業に関係 する人々に少しでも恩返しがしたい」としている。
　日田中央木材市場は例年、９月中旬に開く創立記念の競りで式典を開いていた。しかし、原木価格の低迷や不景気で林業が苦しんでいることから、式典を中止。式典費用で支援事業を行うことを決めた。事業費は約１千 万円。毎年恒例の市場職員と出荷者らの慰安旅行もやめて、今回の事業費に充てるという。
　事業内容は、原木出荷者、原木運搬業者は出荷量に応じてポイントを加算。スギ、ヒノキなどの木材１立方メートル当たり１ポイントになり、１ポイントは１００円に相当する。製材所などの落札者には「一番札」を贈呈。
一番札は１枚２０円になる。
　事業は創立４９周年を記念する９月１６日の競りからスタート。出荷者、運搬業者は１６日の競りに向けて出荷した木材からポイントがもらえる。期間は来年９月まで。競りは毎月２回ずつある。
　十時社長（６２）は「原木価格が下落し、山林所有者など林業関係者は苦境にある。問題解決にはならないが、少しでも手助けをしたい」と話している。

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