ID : 13164
公開日 : 2009年 9月10日
タイトル
ティッシュも地産地消 東北の7生協が商品
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090910t72012.htm
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写真:
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東北6県の7生協でつくるコープ東北サンネット事業連合(仙台市)は、東北産パルプ材を主原料に岩手県北上市の工場に製造を委託し、東北産ティッシュペーパーを製品化した。みやぎ生協(仙台市)など加盟
生協の共同購入で28日に発売するほか、10月をめどに各店舗でも扱い、日用品版「地産地消」を進める。
外国産材がテッシュ原料の大半を占める中、地元産ティッシュの販売は全国でも珍しいという。原料や製品の輸送燃料削減で温暖化ガスの発生を抑えるとともに、森林の育成を図る狙いがある。
新商品「ナクレ みどりの葉」は、1箱当たり2枚重ね200組の5箱セットで358円。パルプ100%の原料のうち、70%が岩手、青森、秋田3県の東北産、残り30%はチリなど外国産針葉樹。
東北産の中心は岩手県岩泉町産の広葉樹で、町有林など、国際非営利組織「森林管理協議会」(FSC、本部ドイツ)が適正管理と認定した森林から調達する。FSCは木材を利用しながら森林を守る会員制組織。
ティッシュ製造は、FSC森林認証を取得した三菱製紙の完全子会社、北上ハイテクペーパー(北上市)の工場が担う。共同購入用に年間12万箱を製造するほか、店舗販売用の製造も計画中。
サンネット事業連合は「地産地消ティッシュの販売で、林業をはじめ、地場産業の振興に貢献したい」と話している。
国内のティッシュやトイレットペーパーの原料のパルプ材は海外産が75%を占め、主に北海道や四国の製紙工場で製品化。東北には海運や陸送で製品が届けられている。
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