ID : 14981
公開日 : 2010年 2月10日
タイトル
創作3年 木材模型「咸臨丸」が完成 三田の元航海士
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新聞名
kobe-np
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0002703791.shtml
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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元航海士で半世紀にわたり、木材で帆船模型を作り続けてきた三田市武庫が丘の鎌田龍夫さん(80)が、大作「咸臨丸」を完成させた。「人生最後の作品」との意気込みで創作に約3年をかけ、ロープ1本まで
忠実に復元した労作。鎌田さんは「帆船に魅せられ、娘を美しい花嫁にするような気持ちで作ってきたが、もうこれで卒業」と話している。
鎌田さんは大阪市内にあった高等商船学校を卒業後、海軍へ。戦後は船長になるため、神戸商船大学で学んだ。帆船模型の制作は、商船会社の貨物船に乗っていた24歳のころに始めた。
作品は、すべて実在した帆船。写真や設計図を取り寄せ、これまでに制作した数は咸臨丸を含め15隻。ほとんどを家族や友人に譲った。
咸臨丸(長さ約110センチ、高さ約80センチ、幅約20センチ)は、幕末に勝海舟が渡米する際に乗った軍艦で、帆を張る柱を持つ蒸気船。帆とともに後部にスクリューを備える。鎌田さんは「帆船と蒸気船のハーフ。
時代の分かれ目の船だった」と話す。
また、1638年ごろのフランスの帆船の模型(長さ約180センチ、高さ約160センチ、幅約45センチ)も、長年未完成のまま市シルバー人材センター(あかしあ台)に飾られていたが、自宅に引き取って細部に手を入れ
た。「ようやく終わった」とほっとした様子の鎌田さん。模型は「大切にしてくれる人にもらってもらえたら」と話している。鎌田さんTEL079・559・1681
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