ID　：　14842

公開日　：　2010年 2月　1日

タイトル

軽い力で快適　七飯の日向さん、建設用木材使い「一輪車除雪機」製作

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/212801.html

元urltop:

写真:

　

町大中山２の大工日向（ひむかい）憲一さん（６４）が、工事現場で使う一輪車に似た手押しの除雪機を手作りし、地域の除雪ボランティアに励んでいる。
　除雪機は、一輪車の前部に雪を押し分ける板、後部にハンドルが付いた形状。工事で残った建設用の木材を使って、３日かけて作った。
　車輪が付いているため、軽い力で押したり方向転換できる。ハンドルの高さは調整でき、腰に負担をかけずに作業できる。
　日向さんは、数年前から近所の通学路を除雪し「短時間で済ませられる方法はないか」と考え、工事で使い慣れた一輪車を見て製作を思い立った。
　２５日から使い始め、すいすい雪かきする姿に「何だあれは」と地域で評判に。近所の男性（７２）は「大工さんならではの発想。自分もほしい」と話す。
　日向さんは「これを使って雪かきの時間は５分の１になった。除雪に悩むお年寄りを少しでも楽にしたい」と話している。

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