ID　：　13023

公開日　：　2009年 8月29日

タイトル

工作室ウッド・デイ：自分だけのアイデア形に　比嘉さん作業場所、工具を提供

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090829rky00m040007000c.html

元urltop:

写真:

　

「自分好みの家具が欲しい」「子どもに手作りのいすをプレゼントしたい」。自分だけのアイデアを形にする物作りの魅力を味わってほしいと、那覇市首里石嶺町に「工作室ウッド・デイ」が５月にオープンした。木 工に必要な電動工具や作業スペースを１時間６００円で提供する。代表の比嘉亮太さん（３１）は「アイデア次第で無限に広がる物作りは楽しい。世界で一つの物を作れる場所に」と話している。
　日曜大工好きが高じて工作室を造った比嘉さん。「電動工具をそろえるのは難しい」「アパートだと騒音が気になる」といった自身の経験から、「こんな場所があったらいいな」という思いを実現させた。工作室は約６０平 方メートルの作業スペースに、大きな板を切るのに便利なテーブルソーや穴を開けるハンドソー、電動サンダーなど工具が充実。必要な木材は大真木材店（那覇市）から取り寄せることができ、材料を持ち込んでも構わ ない。工具の使い方や図面製作などのアドバイスを受けることもでき、初心者でも安心だ。
　利用者の作品は子どものいすや母の日にプレゼントする調味料棚、就寝前に読む本を収納するサイドテーブルなどさまざま。夏休みには、子ども向けにオリジナル時計やパズル、いすの製作教室も開催した。
　比嘉さん自身もオーダーメードの家具のほか、祖母の体のサイズに合わせた座いす、オリジナル打楽器やギター風三線など、遊び心あふれる作品を製作。「いつか作品を公募展に出展したい」と話した。
　営業時間は午前１０時～午後８時（水曜定休）。場所は県総合福祉センター近く。問い合わせは比嘉さん（電話）０９０（３７９５）３１７９。

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