ID : 12986
公開日 : 2009年 8月27日
タイトル
京大、天然由来成分の接着剤使った高性能木質材の製造技術を開発
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720090827aaab.html
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元urltop:
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写真:
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京都大学生存圏研究所の梅村研二助教らは天然由来の物質を接着剤に使い、高性能の木質材料を簡易に製造する技術を開発した。化石資源由来の化学物質を一切使わずに済む利点がある。この物質に含まれるカ
ルボン酸は調達しやすく安価なため従来技術より低コストの生産が期待できる。住宅の内装材や家具、緑化資材、事務用品などの用途を見込む。9月8日に都内で開かれる「京都大学 新技術説明会」で発表する。
開発した技術では建築廃材やケナフ、ラミーなどの植物繊維、バガス、樹皮、麦わらなどの農産廃棄物をはじめ、さまざまな資源を利用できる。
これまで実際に試作した木質材料は2種類。このうち、樹皮の粉末からつくった金型成形材料は、まず樹皮の粉末とカルボン酸を含む天然物の粉末を容器の中で混合し、金型に入れる。これを200度Cで熱をかけて約
10分プレスするとできあがる。
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