ID : 12935
公開日 : 2009年 8月22日
タイトル
茂木中校舎が林野庁長官賞 町有林の木材で建設
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新聞名
下野新聞
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元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090822/195979
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元urltop:
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写真:
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町有林の木材で建設された茂木中が、木材利用推進中央協議会(会長・並木瑛夫全国木材組合連合会会長)から優良木造施設に選定され、林野庁長官賞を受賞した。農水大臣賞に次ぐ賞で、選定対象となった
全国の70施設の中から選ばれた。
同協議会は、各都道府県の木材利用推進協議会などの推薦を受け、木材利用の拡大に寄与した優良木造施設を1993年度から表彰している。本年度からは学校も表彰の対象になった。木材利用分野の拡大、地域材
の有効活用などが審査基準。
茂木中は、木造2階建て一部鉄筋コンクリート造りで、昨年12月に完成。校舎建設のため旧逆川財産区が長年守り育ててきた町有林からスギ、ヒノキ約6500本を伐採した。樹齢は60年から95年ほどで構造用材をはじ
め床材、壁材として利用。残材も生徒用の机やいすとして活用した。
同協議会は「町有林を活用した町の歴史と町民の心に残る学び舎づくり」を基本コンセプトにした地域ぐるみの取り組み、管理棟に例のない井桁工法を採用し耐震性の高い木造校舎を実現したこと、無垢材をふんだん
に使い快適な学習環境を創出したことなどを評価し、木造校舎建設のための優れたモデルとしている。
茂木中の吉河英和教頭は「逆川地区の木材を有効利用した校舎造りが認められた。木のぬくもりを感じて学習できる教育の効果は大きい」と話している。
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