ID : 12881
公開日 : 2009年 8月17日
タイトル
ゴムノキの多収量品種を開発、大幅な増産に期待
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新聞名
アジア エックス
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元URL.
http://www.asiax.biz/news/2009/08/17-112303.php
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元urltop:
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写真:
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マレーシア
〈クアラルンプール〉
マレーシア・ゴム委員会(MRB)はクローン技術による改良新種のゴムノキ「RRIM3001」を開発、1ヘクタール当りの生産イールドを2008年時点での平均1,430キログラムから2,000キログラム以上に改善する事ができる
と発表した。
MRBのカマルル・バハライン会長は、RRIM3001は成木になるまでの期間も通常の6年から4年半に短縮でき、生産効率も30%増加すると説明。木材も良質で家具に適していると語った。研究はマレーシア・ゴム研究所(
RRIM)が約10年かけて行い、現在国内各地で約100ヘクタール分を植樹、試験栽培を行っている。1苗あたり2.50リンギで販売、5%を研究費還元に当てる。初期販売数は1,000万本を目指している。マレーシアのゴム農
園は120万ヘクタール。このうち年間2万ヘクタールをRRIM3001の植林に当てる意向だ。
発売式に臨席したムヒディン・ヤシン通産相は、一次産品産業は情報通信技術(ICT)を取り入れることで最先端の電子貿易などが実現できると指摘、マレーシアの一次産品取引のハブとするため、ICT技術の応用が必要
不可欠だとコメントした。プランテーション拡大による熱帯雨林破壊への懸念については、マレーシアは熱帯雨林の存在を重要視し持続可能な生産を行っていると反論。国際的な規制を遵守した生産方法をとっている
と語った。
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