ID　：　12879

公開日　：　2009年 8月17日

タイトル

県教育委員長に就任した 新聞名 徳島新聞

元URL.

http://www.topics.or.jp/special/12254542636/2009/08/2009_124944253949.html

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木材業界の記事です

子どもの学力・体力の低下、公立高校の新入試制度や再編問題、教職員の資質向上…。教育界に課題が山積する中での就任に「大変な時期に重責を担うことになり不安はある。しかし、いい勉強をさせてもらう 大きなチャンスととらえている」。２００人を超す社員を束ねる企業トップとしての経験を基に「徳島の人づくり」に力を尽くす決意は固い。
　慶応大卒業後、家業の製材会社に入社し、４４歳で社長に就任。県経営者協会理事、県林材業協同組合理事長など多くの経済団体で役員を務めながら、２００６年１２月から県教育委員に。「子どもにとって何が最善か」 を第一に教育行政に目を光らせる。
　学校教育法改正により、昨年度から副校長、主幹教諭といった管理職ポストが新設されるなど学校組織が複雑化している。組織をいかに活性化させるか。「企業経営者として日々考えている課題。学校現場も同じで、 いかにマネジメントするかが大切」。その手段として自社で採用している「計画（ＰＬＡＮ）－実行（ＤＯ）－評価（ＣＨＥＣＫ）－行動（ＡＣＴＩＯＮ）」の頭文字をとった「ＰＤＣＡシステム」の有用性を説く。学校現場でも各職場での 目標達成に向けＰＤＣＡを徹底し、組織のマネジメントに役立てるよう提案する。
　「誠心誠意」を信条とし「地道に努力するタイプ」と自己分析。周囲の評は「温厚な紳士だが、決断力に優れている」。学生時代からスポーツは見るのもするのも好き。今は休みが取れるともっぱらゴルフ場へ。「１日で喜 怒哀楽を感じることができるから。なかなか平常心が保てない」と日焼けした顔で笑った。
　２男１女は独立し、徳島市山城町の自宅で妻と２人暮らし。６６歳。

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