ID : 12791
公開日 : 2009年 8月 2日
タイトル
その板 なんの樹 100種の樹木の名を刻字 高校教諭 秩父で作品展
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090802/CK2009080202000086.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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秩父市上町の矢尾百貨店五階大催事場で、板にその名を彫り込んだ「100の樹(き)の刻字展」が開かれている。三日まで、入場無料。作者は同市寺尾の県立秩父農工科学高校国語教諭の関根武さん(51)。
関根さんは渓流釣りなどが趣味のアウトドア派。仲間たちと話題となったのが、地上に根を張って伸びる樹木の名は分かっても、材木・板になればその名はほとんどわからない、ということ。
板そのものの名を調べ、その名を刻むことによって森林への理解を深めようと始めたのが「樹の刻字」。板は秩父地域で集めたほか、沖縄や長野から譲ってもらうなどして百種を集め、五年がかりで作品を仕上げた。
刻字した板は二〇センチ四方、厚さ三・六センチ。針葉樹は行書体、広葉樹は隷書体で書いて刻んだ。常緑樹は緑青の緑色、落葉樹は胡粉(ごふん)で白色に、それぞれ彩色してよりわかりやすくした。
刻字の幾つかを見ると……。「斧折樺(おのおれかんば)」はミネバリとも呼ばれ、堅い木の代名詞。奥秩父にも自生する「唐檜(とうひ)」。めでたい一字「福」は沖縄の代表的な福木で、強風や塩害に耐える防風林に活
用される。
各板のアクで染めた布も併せて展示、見る楽しみを倍増させている。百種の樹木の名前や由来、特徴などの限定版の解説書を会場で頒布する。
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