ID　：　12789

公開日　：　2009年 8月　4日

タイトル

城所さん制作　田んぼの生き物たちの木彫展

新聞名

紀伊民報

元URL.

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=172856

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和歌山県田辺市龍神村在住のチェーンソーアーティスト、城所ケイジさん（42）が、田んぼやその周辺に生息する生き物の彫刻を制作した。城所さんは今年から、地域に移住した人らとともに、地域内の田んぼ で自然の力を利用した米作りに取り組んでおり「多くの生物の活動があっての食物生産であることを伝えたい」と話している。
　制作した彫刻はミジンコやトンボ、カブトエビ、アマガエル、タガメなど８点で、大きさはそれぞれ１メートルほど。米作りをしている田んぼで実際に見ることができる生物や将来、田んぼにすみ着いてほしい生物を題材 にした。
　チェーンソーで彫るだけでなくミジンコの触覚などは竹を組み合わせて作る新しい試みにも挑戦。城所さんは「田んぼではたくさんの小さな生き物の力が合わさって大きな役割を果たしている。夏休みの子どもたちに も見に来てほしい」と話している。
　「たんぼモンスター・木彫展～小さな生きものたちの大きなちから～」と題した企画展を、田辺市龍神村西の茶房梅樹庵で８月末まで開いている。入場は無料で、梅樹庵の営業日（土日曜）に見学できる。
　彫刻のほか、取り組んでいる田んぼの写真や説明を書いたパネル展示も行っている。
　問い合わせは梅樹庵（０７３９・７８・２０５６）へ。

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