ID　：　12706

公開日　：　2009年 7月24日

タイトル

人と自然表す木彫り　伊勢現代美術館で作品展

新聞名

中日新聞

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http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090725/CK2009072502000008.html

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　南伊勢町五ケ所浦の伊勢現代美術館で、木彫りの作品展と絵画展が開かれている。
　木彫り展は９月２７日までで、人や社会と自然の関係をテーマに創作に励む埼玉県飯能市の木彫（もくちょう）作家江幡三香さん（４４）が出展した。
　展示は５点。「水鏡」は５体の人形の像が水を表す楕円（だえん）形の木板と支え合うように立った作品。人にとって水がなくてはならないことなどを表現した。
　江幡さんは「木のぬくもりに触れ、自然と人との関係をあらためて考えてもらえれば」と話している。
　絵画展は今月２８日までで、「月末よしみん」の名で漫画家も目指す愛知県一宮市の画家河合良弥さん（２４）が「月末よしみんの世界展」と題して出品している。
　日本画とカシュー漆を使った漆絵の計２７点を展示。
　ベニヤ板の片面に色とりどりの鶏とヒヨコ、もう片面にテントウムシが身を寄せ合って冬眠する様子を描いた漆絵など印象的な作品が並ぶ。河合さんは「漆と日本画の質感の違いを楽しんで」と来場を呼び掛けている。
　水曜休館。２５日は「二胡演奏会と茶会」もある。当日券は１３００円。問い合わせは同美術館＝電０５９９（６６）１１３８＝へ。

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