ID　：　12339

公開日　：　2009年 7月　1日

タイトル

県補正予算案から：伐採木の天然乾燥半額補助　県内外の需要に応え

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090630ddlk06010089000c.html

元urltop:

写真:

　

◇自然な色合い 　伐採木を乾燥させ建築用の木材にする際、屋外の風で乾かす「天然乾燥」に取り組む製材店に補助する「やまがたの木流通体制強化事業費」として１８５万円を計上した。屋内で短時間に乾燥させる「人工乾燥」より、木 材の色合いが優れているとされる乾燥方法を広め、県内外の工務店の需要に応えられるようにする狙い。
　伐採木をそのまま木材で使うと、木から水分が抜ける際に収縮し、寸法に狂いが出ることから乾燥が必要。従来は天然乾燥が一般的だったが、伐採から乾燥完了まで約半年かかるため、現在は気温を上げた乾燥機内 で約１週間乾かす人工乾燥が主流だ。
　だが、人工乾燥の場合、木材が灰色がかるなどの傾向がある。自然な色合いに仕上がる天然乾燥を好む工務店も少なくないため、安定して木材を供給できるように、天然乾燥に必要な場所を整える製材業者に、費用 を半額補助する

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