ID : 11827
公開日 : 2009年 5月23日
タイトル
伝統美刻む 阿部さん、チェーンソーアート世界大会へ
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090524t15010.htm
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写真:
写真が掲載されていました
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チェーンソーで木材に彫刻し、その造形美を競うチェーンソーアートの国際大会「ハスキーカップ」に、仙台市太白区秋保町の会社員阿部音文(おとふみ)さん(41)が初出場する。大会は、ドイツのザクセン州
で29日から始まる。阿部さんは「日本の伝統美を形にし、優勝を目指したい」と張り切っている。
大会はスウェーデンのチェーンソーメーカーが主催。今回は2人1組、8チームによる対抗戦で、ヨーロッパや北米など競技が盛んな8地域から実力派のアーティスト16人が招待された。阿部さんは、国際大会で優勝
経験がある北海道下川町の森林組合職員児玉光さん(37)と共に挑む。
大会の競技時間は4日間。1チームに直径1メートル、高さ3メートルの丸太2本が与えられ、芸術性や表現力、カット方法の難易度などの評価項目で、総合点を競う。
阿部さんがチェーンソーアートに取り組んだのは2006年夏から。ログハウスづくりと一緒に学んだのがきっかけだった。学生時代は美術関係の仕事にあこがれを抱いていたこともあって、愛好家のサークル「みちのく
チェーンソーアートクラブ」(事務局栗原市)に入って技術を磨いた。
作業に没頭できるのは週末だが、平日も30分程度の時間を見つけては自宅でチェーンソーを握る。3年足らずの間に国内大会で2回の3位入賞を果たし、次代を担うホープとして代表に選ばれた。
人物像が得意という阿部さんは最近、本番と同規模の作品「風神像」を完成させたばかり。阿部さんは「選ばれた時はびっくりしたが、いい機会。独創性を大事にし、大会では今にも動きだしそうな作品で驚かせたい」と
闘志を燃やしている。
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