ID : 11825
公開日 : 2009年 5月21日
タイトル
阿波の木工職人、弟子求ム 「伝統技術、後世に」
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/05/2009_124295781452.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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徳島市地場産業振興協会は新たな木工職人の育成を目指し、弟子入りできる県内の木工業者の紹介を始める。木工職人の高齢化と後継者不足にさらされる中、職人たちは「伝統に培われた技術を後世に伝え
たい」と意気込んでいる。
現在、成形合板の西岡セイケイ、いす製造の椅子徳製作所、ろくろ加工の誠秀工芸、木彫の伊川彫刻店(以上、徳島市)、工房正峯(石井町)の五社が受け入れを了承している。
対象は、木工職人を目指す人。期間は半年から三年ほどで、各業者が持つ技術を指導する。
協会は、希望者の要望と見合う業者を紹介。弟子入りの可否や具体的な条件は、業者と希望者で話し合う。給料は出ない業者が多い。
協会は、名工の木工技術を伝える「阿波の匠(たくみ)塾」(半年で九十六時間)を二〇〇四年から開いているが、より本格的に学びたいという声があった。県外から弟子入りの問い合わせもあり、昨年度から受け入れ先
を探していた。
協会が徳島市と周辺域の二百三十二社を対象に行った調査(〇三-〇五年)では、従業員の平均年齢が五十歳以上の事業所が百三十三社に上るなど、高齢化が問題になっている。
社寺彫刻などを専門とする伊川彫刻店の伊川昌宏さん(47)は「特に若い人が弟子入りしてくれると、伝統技術の中に新しい感覚を持ち込んでもらえるのではないか」と期待を込める。
問い合わせは協会<電088(626)2453>。
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