ID : 11821
公開日 : 2009年 5月24日
タイトル
森林シンポ前にパネリストら作業道視察
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=512426004
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元urltop:
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写真:
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益田市で二十四日に開かれるシンポジウム「21世紀を森林(もり)の時代に」が開かれるのを前に二十三日、同シンポのパネリストや関係者らが島根県津和野町相撲ケ原の町有林と国有林を訪れ、低コストで丈
夫な作業道造りに向けた勉強会を行った。
勉強会には、東京大学の養老孟司名誉教授、京都大学の竹内典之名誉教授、内藤邦男林野庁長官をはじめ、近畿中国森林管理局や高津川森林組合、島根県、津和野町などから関係者五十人が参加した。
アウトドアライターの天野礼子さんがコーディネーターを務め、参加者は最初に町有林を視察。「大橋式作業道」と呼ばれる、山の地形を極力削らず、間伐材などで補強しながら低コストで丈夫な道を付ける方式の取り
組みを視察した。
参加者らは大橋式作業道を実践し、「森の名手・名人百人」に選ばれている同森林組合の村上和寛さんから説明を受け、竹内教授らから「森林全体の活用プランを決めてから、用途に沿った道造りをする必要がある」な
どの提言があった。
参加者らはこの後、国有林の作業道も訪れ、午後からは益田市匹見町の匹見ウッドパークで林業再生へ向けた合同委員会を開いた。
同シンポは、高津川流域の工務店や製材所、設計事務所などが連携し、今年三月に結成された「清流高津川を育(はぐく)む”木の家づくり”協議会」(田村浩一会長)と、養老名誉教授が委員長を務める「日本に健全な森
をつくり直す委員会」の主催。二十四日午前十時から、益田市有明町の島根県芸術文化センター・グラントワで開かれる
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