ID : 11795
公開日 : 2009年 5月22日
タイトル
日田産木材でナノカーボン製造 工場が完成、試運転 市関係者視察 本格稼働に期待 東芝と林野庁
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/97121
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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東芝(東京)と林野庁が日田市東有田に建設したナノカーボン製造工場が試運転を始め、市関係者が21日、視察を行った。原料に木くずを使うナノカーボン工場はほかになく、試運転は2012年までに実用化の
可否を見極めるのが目的。本格稼働すれば大規模な需要が見込めるため、市関係者は熱い視線を注いでいた。
ナノカーボンは、樹脂などに加えることで、強度や導電性を高める特長があり、パソコンやタイヤに活用されている。現在は化石資源を原料にしているが、東芝は安価で環境への負担が少ない製造法として、木くずを
原料とする方法を開発。林野庁の支援を受け、木材が豊富な日田に工場を建てた。
試運転は18日に開始。木くずを密閉して500‐800度で熱することで、炭化水素を抽出。生成炉でナノカーボンを製造する。現在は、地元企業から購入した木くずを1日120キロ分利用しており、今後、製品化などを
通じてコストの検証。実用化すれば、生産量を拡大する可能性もある。
この日は、市議や市職員など約10人が視察。石松雅彰副市長は「日田の活性化のためにも成功してほしい」と話した。
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