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ID : 11781
公開日 : 2009年 5月21日
タイトル
韓国からアカシアの木が消える?
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新聞名
中央日報
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元URL.
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=115511&servcode=400§code=410
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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名誉退職か、強制退職か。 山林庁のチョン・ボムグォン山林資源課長は「特別なことがない限り、今後アカシアを植える計画はない。おそらく十数年後にはアカシアの木が自然に韓国から消えていくだろう」と語った。 山林庁は‘名誉退職’のほうを重んじる雰囲気だ。 外来樹種のアカシアは1960・70年代、山林緑化の任務を果たしたが、今ではもう存在の意味がなくなったということだ。 山林庁はアカシアの代わりに、マツやクヌギなど韓国固有種で経済性も優れた木を植える計画だ。 アカシアは林学界で「先駆植物」と呼ばれる。 かつて先駆者のように現れて繁殖し、肥沃な土壌を広め、マツやクヌギなど他の木に場所を譲って衰退していく生態学的な性格を描写した言葉だ。 しかし最近のアカシアの運命は‘名誉退職’ではなく‘強制退職’の性格が強い。 生き生きと花を咲かせている状態で伐採されているからだ。 アカシアの除去を主張する人たちは「安全」と「景観」を理由に挙げる。 東国(トングック)大のオ・チュンヒョン教授(環境生態工学)は「アカシアは育ちが早いが、根が深くない。 このため病気になったり古くなれば根元から倒れやすく有害な点がある。 さらに最近は衰退期に入り景観も良くない」と述べた。 人の少ない山中なら問題はないが、そうでなければ除去するほうがよいという説明だ。 山林庁の立場が‘名誉退職’に傾いたことで、アカシアに関する研究もほとんど中断された。 アカシアが繁殖していた60・70年代、国内ではアカシアの研究が活発に行われた。 山林科学院は60年代初め、育種を通じてトゲのないアカシアや葉が大きいアカシアを開発した。 家畜の飼料が不足した時期、アカシアの葉を動物のエサとするためだった。 韓国山林庁の作品であるトゲナシアカシアは米国と中国に輸出されたりもした。 しかし国内ではもうこうした変種アカシアはほとんど見られない。 アカシアの葉が家畜飼料用として使われなくなったからだ。 いまアカシアは京畿道水原(キョンギド・スウォン)の山林科学院山林遺伝資源部の前に忘れられた存在として残っている。 政府のこうした立場に頭を悩ませている人たちもいる。 蜂蜜で暮らしている養蜂協会の関係者だ。 アカシアがなくなれば、年間3000億ウォンの収入を生む市場も消える。 山林学者もアカシアの運命を惜しんでいる。 育ちが速く木材として価値があるうえ、蜜もたくさん生産する代表的な経済樹種という主張だ。 慶北(キョンブク)大のパク・ヨング教授(林学科)は「ハンガリーではアカシアは蜜だけでなく代表的な木材資源として認識されている」とし「韓国も育種と保護・管理を通してきちんとアカシアを育てていけば立派な資源 として使用できる」と述べた。
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