ID　：　1266

公開日　：　2006年 6月30日

タイトル

地元の木材で落ち着く空間に 福知山・川口中の新校舎完成

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006070100102&genre=F1&area=K50

元urltop:

写真:

　

京都府福知山市の川口中の新校舎がこのほど完成した。地元の丹州材を１００％使った部室や駐輪場をはじめ、内装にもふんだんに木材を使い、生徒にも「気持ちが落ち着く」と評判だ。７月１日にしゅん工式が ある。 　旧体育館と旧校舎はともに１９６０年代の築。老朽化のため、２００２年以降、旧校舎北側の市有地を整備、建て替えを進めていた。 　新校舎は地元林業の振興を兼ねて、丹州材を積極的に活用。駐輪場と新校舎をつなぐ連絡道、屋外トイレ、体育倉庫に用いた。教室や廊下、体育館の壁に腰板を設け、ぬくもりのある環境を演出。今回初めて地域の人 も使える多目的スペースを設けたほか、旧市内の学校で初めてエレベーターも導入した。 　すでに新校舎で勉強している生徒にも好評で、２年の藤原星太君(13)は「木がいっぱいで、ほっとする」と笑顔だった。式典は午前１０時から。市教委関係者や自治会長らが完成を祝う。

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