ID : 11722
公開日 : 2009年 5月12日
タイトル
河内長野と米カーメル市、友情はぐくむ数寄屋門 現地の日本庭園に
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090513ddlk27040422000c.html
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元urltop:
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写真:
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市民の共同作業で
河内長野市の姉妹都市、米インディアナ州カーメル市で整備が進んでいる日本庭園に、真新しい数寄屋門が建った。両市の姉妹都市提携が今年で15周年を迎えたのを機に、「友情の証し」として河内長野市民らが総
工費の一部を寄付。両市民が1週間の共同作業で完成させた。
同市の学校法人が現地の市立中学・高校と88年に姉妹校になったのが縁で両市も94年4月から姉妹都市に。ガーデニングの盛んなカーメル市側で庭園整備の機運が盛り上がり07年3月から、市庁舎南の池の周囲約
6400平方メートルに日本風の橋や滝を設けるなど整備を進めている。
文化財修復なども手がけてきた河内長野市の老舗石材業「石駒」社長の石工、辻秀和さん(60)らが昨年3月、現地を訪れた際、数寄屋門の建設構想が浮上。市国際交流協会(KIFA)が市民や企業などに寄付を呼びか
け、今年3月末までに約231万円が集まった。
辻さんは帰国後、旧知の宮大工から門の部材の組み立てなどを学び、予行練習も2度重ね、工事総監督として職人ら3人と4月14日に現地入り。作業にはカーメル市の職員やボランティアら延べ約100人が参加し、辻
さんらを支えた。
完成した数寄屋門は高さ3・5メートル、幅約5メートル、奥行き約5メートル。杉丸太とヒノキ材を使い、屋根は緑色のカラー鉄板でふき上げ、KIFAメンバーの書家、千原伎美さん(63)が揮ごうした「友情」の文字を掲げ
ている。
同22日に現地であった記念式典には河内長野市から10人が参加し、親交を深めた。辻さんは「門は両市の新しい友情のシンボル。共同作業をやり遂げたことに値打ちがある」と話した。
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