ID : 11716
公開日 : 2009年 5月15日
タイトル
田んぼから3500万年前の木材化石 三田
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新聞名
神戸新聞社
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0001917205.shtml
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元urltop:
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写真:
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三田市福島の辻萬治さん(84)の田んぼで、年輪がくっきり見えるなど保存状態が良好な木材化石が見つかり、人と自然の博物館に寄贈された。同館によると、神戸から三田などに広がる約三千五百万年前(新
生代古第三紀)の神戸層群の化石で、クリまたはシイの仲間という。同館で展示されている。(松本寿美子)
田んぼは福島の山あいにあり、孫の哲郎さん(29)が十日夕、田植えの準備のため、あぜ道沿いに機械で深さ二十五センチほどの溝を掘っていたところ、引っかかったという。
化石は扇形で、弧約五十四センチ、厚さ約十センチ、重さ約十六キロ。辻さんは「二十五年余り耕し、十五年ほど前に農地の整備もしたが化石が出たのは初めて」と話し、「子どものころ山で見た木の化石は手のひらほ
ど。こんなに大きなものが出るとは」と驚く。
同館によると、これまで神戸層群からは多くの木材化石が見つかっているという。三田からは三点目だが、神戸からは約百点が寄贈されている。しかし研究は進んでおらず、現在確認できた木の種類は七種にとどまる。
半田久美子主任研究員(39)は「比較的大きく、水を運ぶ道管の組織が見えるなど本当にきれいに残っている」と言う。
化石は同館四階に直接手で触れられるよう展示されており、辻さんは「多くの人に見てもらえたら」と話している。
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