ID : 11704
公開日 : 2009年 5月12日
タイトル
樹木59本伐採へ 盛岡・旧県立図書館跡の新施設
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090513_5
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元urltop:
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写真:
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盛岡市は、同市内丸の旧県立図書館跡の市歴史文化施設整備に伴い、道路沿いに植栽された樹齢約四十年、高さ約20メートルのヒマラヤシーダ五十九本を五月末から伐採する。市内の観光拠点として位置づ
ける同施設の外構を開放的にすることで観光客の目に触れやすくし、集客効果を高めることが狙い。しかし、木々に囲まれた同施設前の緑地で安らぐ人からは疑問の声も上がっている。
作業は五月末から二回に分けて行われ、一回目は花時計周辺の二十四本を切り、施設内への大型バスの進入路を確保。二〇一一年度の施設開館後に乗り降りができるようにする予定。年内には残る三十五本を伐採す
る。
伐採後は花時計周辺にサツキなどの低木を植栽する予定で、伐採された木は高松公園のあずまやの材料などとして利用する。総事業費は約五百万円。
市民からは困惑の声も。同市本町通二丁目の川原優子さん(32)は「整備の必要性は分かるが、街なかにある木々に閉ざされた空間は貴重。心が落ち着く」と語る。
昨年十一月に東京から転勤してきた同市材木町の高橋光明さん(35)は「岩手公園の良さは自然に囲まれていること。一部を整備することは、公園全体の歴史ある景観を損なうことにつながらないだろうか」と指摘する
。
市教委歴史文化施設開設準備室の田山浩充主幹は「図書館は静寂性を保つ意味で木々があるのが好ましかったが、歴史文化施設は観光客に親しまれる明るく快適な憩いの場とするために伐採する」と説明している。
市教委は歴史文化施設整備の在り方を検討する市歴史施設懇談会に対し伐採の詳しい説明を行っていない。
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