ID : 1248
公開日 : 2006年 6月25日
タイトル
国産材振興とスペシャルティコーヒー
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新聞名
新建ハウジング
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元URL.
http://blog1.s-housing.jp/article/19234983.html
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写真:
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素人、もしくは期待通りの働きができないスタッフを、短期間で成果の上がる集団にするには、目標を明確化し、マニュアルを与え、マニュアル通りに動いているかどうかプロセスを管理するのが効果的だ。事実
、取材でもそんな事例を見ることができる。
トルシエの手法というのは、このマニュアル+徹底管理型だった。トルシエの必勝マニュアルが「フラットスリー」で、事実その徹底と綿密な管理によって日本代表は世界と対等に戦えるまでの集団へと変化を遂げた。
一方、ジーコである。惨敗したオーストラリア戦の戦犯に挙げられ、特にその選手起用に疑問の声があがっているようだが、ジーコは選手交代を含めた戦術を重視するタイプではなく、卓越した戦術家のヒディングとはタ
イプが違う。そもそも戦術以前に、ジーコはマニュアルも押し付けなかったし、管理もしなかった。ジーコがやったことは、トルシエが植えつけたマニュアルと管理から選手を解放すること、選手の創意を尊重し自由にやれ
る雰囲気をつくることだけだった。
いかにもブラジル流と言えるジーコのこのやり方は、タレントが揃ったいまの代表たちにとってはやりやすかったのだろう。ただし、自由の裏側には選手の自立・自律が不可欠で、中田英はそれが感じられないときに苛立
ちを隠さなかった。オーストラリア戦で終盤見られた土砂崩れは、自律の乱れであり、選手自身でそれを立て直すだけのレベルに日本はまだないのかもしれない。
とはいえ、逆に言えば終盤まではマニュアル・管理なしでも日本はビッグマッチを戦えるレベルにあったということで、これは大きな進歩ではないか(シュート・パスの精度は個人の能力によるもので、ここには歯がゆさを
感じる。チェコの試合を見るとなおさら)。
ビジネスにおいても、トルシエ型の次のステップは個々の能力と創意を活かすジーコ型の組織づくりだと考えている。以前書いたように、グーグルなどはすでにこれを実践している。組織論については思うところもあるの
で、また書いてみたい。
※20数年来のサッカーファンとして書いてみましたが、ズレていればすいません。ジーコ論についてはいくつも読んだ中で沢木耕太郎のこの文章が一番しっくりきましたので参考にしました。
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