ID : 11660
公開日 : 2009年 5月12日
タイトル
林業白書:露からの輸入急減、国産木材に追い風
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090512k0000e020023000c.html
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元urltop:
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写真:
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政府は12日、08年度の森林・林業白書を閣議決定した。急速な経済成長を続ける中国で木材輸入が増加する中、その需要に応えてきたロシアが07年から木材の輸出関税を引き上げ始め、日本のロシア産木
材輸入が急減。このため国内の製材業界では、原料を国産材に転換する動きが強まっていることを紹介している。
白書によると、世界の産業用木材(丸太)輸入に占める中国の割合は97年の8%から07年には29%に拡大。同じ時期、輸出シェアではロシアが21%から37%に伸びた。こうした中、ロシアは丸太の輸出関税を07年
7月に6.5%から20%に、昨年4月には25%に引き上げた。更に10年以降は80%にする。森林保護のほか、国内の製材業を振興するため丸太より木材製品の輸出を増やす狙いもあるとみられる。
日本国内ではロシア産木材を使う製材業者が多いが、輸入急減で国産材への回帰が進んでいる。07年の木材自給率(丸太換算)は22.6%と3年連続で上がり、最低だった02年より4.4ポイントの上昇と、安い輸入
材に押されていた国内林業には追い風となっている。
林業白書はこのほか、低炭素社会実現へ向けた森林の役割を従来通り強調。間伐材をバイオ燃料として活用することなどを求めた。
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