ID : 11577
公開日 : 2009年 4月30日
タイトル
納涼床 原点に 和風デザイン、木材使用
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新聞名
osaka.yomiuri
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/kyoto/news/20090430kn09.htm?from=iphoto
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写真:
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5月からスタートする京都の夏の風物詩「鴨川納涼床」が、木を生かした和風デザインや色彩を抑えた照明などを基調とする伝統的な姿への〈原点回帰〉を始める。近年、色合いや床の高さに統一感がなく、看
板や華美な照明も目立ったことから「京の風情が台無し」との声も多く、京都府が2007年制定の鴨川条例に基づいて運用指針を策定して改善を促した。
鴨川納涼床は、江戸時代初め頃から始まったとされ、現在は二条大橋(京都市中京区)から五条大橋(同市下京区)の間の約2キロで毎年5~9月、飲食店約100店が鴨川べりに高床式の座敷を設営している。これまで
外観には明確な規制がなく、洋風のものも目立ってきたため、府は07年7月、納涼床の色や高さの規制などを盛り込んだ鴨川条例を制定。昨秋には▽隣接店との床の高低差は50センチ以内▽柱や床の色を木材素材色
に統一▽洋風斜め格子やアーチ状の骨組み、看板、イルミネーションの禁止――などの具体的な運用指針をまとめていた。
今シーズンに出店予定の96店のうち、改修が必要なのは20~30店。府は、店側の負担軽減のため、13年まで改修の猶予期間を設けており、京都鴨川納涼床協同組合によると、今年は10店ほどが装いを改めるとい
う。緑だった柱の色を茶系に変えるという京料理店の店主は「経費はかかるが、京都らしい景観を残していくことが大切。納涼床の良き伝統を新たに作っていきたい」と話している。
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