ID　：　11496

公開日　：　2009年 4月15日

タイトル

海老谷桜：廃材で新商品－－浜田　／島根

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090423ddlk32040648000c.html

元urltop:

写真:

　

昨年４月１日に根元から折れて倒れたため、生き残った幹１本を植え替えた浜田市三隅町向野田の市天然記念物「海老谷桜」の廃材を利用して、表札やキーホルダーなどに加工した新製品が商品化された。収 益金は同桜の延命経費に充てられる。
　開発したのは、同町岡見、屋外広告業「株式会社フタバ」（平坂芙美子社長）と地元の海老谷桜集落若さ作りの会（斎藤安雄代表）。約１年間、倒木した木を寝かせ、製材し、加工した。推定樹齢３５０年～４００年のヤマザ クラの古木で、「生きていた歴史ある姿を残す気で新製品として開発した」と平坂社長。
　製品は虫が食べて少し穴が見えるものもあり、古い歴史を感じさせている。表札と本立てが各３５００円。花台とキーホルダーが各８００円と１０００円。「えびたに桜」の朱印が付けられている。問い合わせは、同社（０８５ ５・３２・２８１７）へ。

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