ID　：　11442

公開日　：　2009年 4月22日

タイトル

木製和風塀お目見え　町並み保存条例適用、うだつ家屋以外初

新聞名

徳島新聞

元URL.

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/04/2009_124027953425.html

元urltop:

写真:

　

二層うだつの町並みで知られるつるぎ町の貞光中央商店街内駐車場に、木製の和風塀がお目見えした。うだつのある家屋以外にも修繕費を補助する改正町並み保存条例の適用となった初のケース。落ち着い た雰囲気を醸し、周辺の建物と調和している。
　条例は一九九八年に制定され、うだつのある家屋の修繕費の一部を町が負担してきた。昨年一部が改正され、うだつのない家屋や駐車場も対象になった。
　老朽化した金網フェンスを取り外し、焦げ茶色で塗装したヒノキ材の塀を設けた。塀の高さを段違いにし、二層うだつを連想させる屋根瓦風のデザインを施すなど、工夫を凝らした。
　工事費は約二百万円。条例に基づき、町が約八十万円を補助した。所有者の貞光野口、無職宮田史郎さん（６２）は「これを機に家屋などの修繕が進み、観光客が増えてくれればうれしい」と話している。
　条例改正で新たに修繕費補助の対象となった家屋は十一軒、空き地や駐車場は二十三カ所。

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